衝撃作「トゥルーノース」

先日見た映画の事、書きますね。

「トゥルーノース」
衝撃作‼️
Netflixで。

これは、北朝鮮の強制収容所のお話。
(脱北された、この映画の監督さんの実態件です)

前編CGアニメーションで良かったと思うような、過酷な収容所生活💧

主人公は父親が「政治犯」として捕らえれた為に、何の罪も無いのに、
母親と妹と共に収容所送りになります。(収容所送りになった人はほとんどの人が罪の無い人です)

1日、ほんの僅かな配給の食事。

厳しい「ノルマ」を課される過酷な労働。

ほんのちょっと他と違う事をすると、そして時に密告を受けたりすると、殴る蹴る、様々な拷問を受け、さらにキツイ部署行きになる。

そうでなくても、餓死したり、体を壊して亡くなる人がたくさん…

どのような事実があったか、ここで書く事も憚られる…

本当に目を背けたくなる。

ある時、とある事件があり、主人公の母親は大怪我を負い、それが元で亡くなってしまいます。

母親がいまわのきわに
「誰が悪い、悪くないと言う事ではなく、自分が誰になりたいかを、自分に問いなさい」

妹には
「いつも美しい物を探しなさい」

そう言って亡くなります。

こんな辛い状況でも…。

しかし、それを機に主人公は

仲間を励まし、妹や親友を助ける素晴らしい人間になるのです。

これ以上書くと完全ネタバレなりますので、この辺りで😅

地獄を上回るような過酷な状況の中で、一生をここで過ごさなければならない。

そんな中でも、家族や仲間を励ましあい、上を向いて行こうとしている人々の姿に、もう何とも言えない感動を覚えます。

このひどい場所に、今もたくさんの人々が現実に行きているんです。

終わりの見えないコロナ禍で、心を病んでいる人もいる中、不謹慎かもしれないけど、ある意味この映画を見て、勇気を得られる人がいるかもしれません。

トゥルーノース [DVD]